「確定」と「決定」は、どちらも物事をはっきりさせる場面で使われる言葉です。意味が似ているため混同されやすく、特にビジネスシーンでは「どちらを使うべきか」で迷う人も多いでしょう。この記事では、確定と決定の意味の違い、正しい使い方、誤用されやすいポイントを、初心者にもわかりやすく解説します。
確定の意味
確定とは、物事が最終的に動かなくなり、もう変わらない状態になることを意味します。
一文でまとめると、条件や判断がすべて整い、結果が固定された状態を指す言葉です。
決定の意味
決定とは、複数の選択肢の中から一つを選び、方針や内容を決めることを意味します。
一文でまとめると、検討の末に「こうする」と決める行為そのものを表します。
確定と決定の使い方
日常会話やビジネスでは、次のような流れで使い分けられることが一般的です。
- 決定:内容や方針を「決める」段階
- 確定:決まった内容が最終的に「動かなくなる」段階
つまり、決定したあとに確定するという順番で使われることが多い言葉です。
確定と決定の例文
日常会話での例文
- 旅行の日程は来週話し合って決定しよう。
- 参加者が全員そろったので、集合時間が確定した。
ビジネスシーンでの例文
- 会議で予算案が決定しました。
- 最終承認が下り次第、内容が確定します。
確定と決定の誤用・間違いやすい使い方
よくある間違いは、まだ変更の可能性がある段階で「確定」を使ってしまうことです。
- 誤用例:日程は来週確定します。
※この場合は、話し合って決める段階なので「決定」が適切です。
混同されやすい理由は、どちらも「はっきりさせる」という共通点があるためです。しかし、「確定」は変更不可、「決定」は決めた行為という点を意識すると誤用を防げます。
確定と決定の類語・似た言葉との違い
- 決断:迷いを断ち切って決めること。個人の強い意思が強調されます。
- 確約:必ず守ると約束すること。相手への責任が伴います。
「確定」「決定」は事務的・客観的な場面で使われることが多いのが特徴です。
確定と決定はビジネスで使っても大丈夫?
使える場合
- 会議結果や社内方針を伝えるとき
- 手続きやスケジュールを説明するとき
避けた方がよい場合
- まだ検討段階なのに「確定」を使う場合
- 相手に誤解を与える可能性がある場面
言い換え表現
- 決定 → 「決まりました」「方針が定まりました」
- 確定 → 「最終的に決まりました」「変更はありません」
確定と決定についてよくある質問
Q1. 確定と決定は同時に使えますか?
A. 使えます。「本件は以下の内容で決定し、すでに確定しています」のように段階を示す表現が可能です。
Q2. メールではどちらを使うのが無難ですか?
A. 変更の余地がある場合は「決定」、完全に動かない場合のみ「確定」を使うのが安全です。
Q3. 決定した内容は必ず確定しますか?
A. 一般的には確定しますが、追加条件や承認待ちがある場合は確定しないこともあります。


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